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【33】あめが喉につまった話
はい。今回は、ぼくが小学生のときにあめをのどにつまらせた話をします。脈絡ですか?もちろんありません。まあ今日ちょっと思い出したので。
あれは小学校低学年の頃。ときは夏(だったと思う)、あきべえ少年は野球に夢中。まだ自分の運動音痴に気づいていなかったころの話。
実家の2階にはBS放送が映るテレビがあって、学校から帰ったあとは野球中継をよく見ていた。地上波の放送は午後7時から中継することが多いが、BS放送は試合開始時刻の午後6時からやってくれる。さらにあまりしない阪神戦も中継してくれるときがある。そのときの相手は確か巨人だったかな?ぼくは黄色いプラスチックバットを振りながら応援していたんです、ファンである阪神を。
https://youtu.be/p-16t5twppE:embed (こんな感じ)
で、その日も試合開始から観ていたら、途中で母が帰宅。部屋のなかでプラスチックバットをぶんまわしている息子に、職場でもらったというあめを渡してくれた。球体の果実味のやつです。
おかしに目がない(ついでに鼻と口もない)ぼくは、あめだまをすぐさま放り込み試合観戦再開。金本の打席のときは左打ち、今岡のときは右打ちにしっかり切り替えて振りまくるほどのきまじめさですよ。
そして事件は6時半ごろ起こった。相手ピッチャーの球に合わせてバットを振ったとき——
「スッ」
あめくんは同時に、のどもとへ入っていきました。
「!!?!?!??」
最初何が起こったかわからなかった。
自分がバットを前に振ったとき、あめくんは「じゃあおれは下がるわ」といって口の後方へ移動していったのだ。これが作用反作用の法則か…?
そして次の瞬間。
「ハウッ!息が…!」
そうです。あめくんはのどもとを通過しようとしたものの、まだ発育途中のこどもの喉を通過することはできなかった。特急電車の運転士が駅を通過しようとしたものの、「ちょっと停まってみるかw」といって緊急停車したときのあの感じ。そういうの、職権乱用で言うんだぞ。
ありゃ、また書きすぎた。次回はまた。